インフルエンザや風邪など、ウイルスが原因になっている病気はたくさんあります。病気の原因には細菌(バクテリア)もありますが、細菌は生物です。

細菌など明確に生物と言えるものには細胞の構造がありますが、ウイルスにはそのような構造が見られません。ウイルスはタンパク質の 殻とその内部の遺伝物質である核酸(DNA または RNA )からできています。
細胞の構造を持たないこと、単独では増殖できないことから、非生物として位置づけられています。しかし、遺伝物質を持ち、細胞に感染してその代謝系を利用すれば、仲間を増やすことができるので、ウイルスを微生物扱いする研究もいます。 ウイルスは 基本的に粒子の中心にあるウイルス核酸と、それを取り囲むカプシドと呼ばれるタンパク質の殻でできています。

ウイルスによっては、エンベロープと呼ばれる膜成分を持つものもあります。多くのウイルスはカプシドやエンベロープにより規定される特異的な形をしています。最もありふれた多面体型カプシドの1つは正20面体です。 ちなみに、その角を面取りするとサッカーボール状(切頂20面体)になります 。また T 4ファージと名前がついているウイルスはもっと見事な形をしています。20面体の胴に足のようなものが6本ついてます。このウイルスは足の部分で細胞に着地したあと、足を縮めて細胞に管を差し込み、頭の中の拡散を注入します。

【ウイルスは増殖するために他の生物に侵入】
ウイルスは私たちの身の回りにウヨウヨいても、必ずしも感染が起こるわけではありません。感染はウイルスが細胞に吸着、侵入してははじめて起ります。 細胞を持たないウイルスは、単体では複製を作れないため、増殖するために他の生物の細胞に入り込む必要があります。これがウイルスの感染です。 侵入ですからどこかに入口があります。人体の表面である皮膚、呼吸器、感覚器、生殖器、肛門や尿道が入り口になります。侵入したウイルスはすぐに増殖を始め、自分と同じウイルスが作られて細胞から飛び出し、 増殖します。 使われた細胞は死にます。
多くの細胞が死ねばダメージが発生し、その結果、病気になります。

【細胞のつくウイルス バクテリオファージ】
ウイルスの中には細菌に感染するものもあります。これをまとめて、バクテリオファージ。(通称ファージ)と呼んでいます。ファージは宿主を厳しく選択するため、目的の病原菌だけを殺すことができます。ファージによって病原菌をやっつける抗細菌の薬品の開発や、 炭疽菌などの細菌兵器を無毒化するための研究が行われていますね。

微生物の世界って…本当に深くて面白いですね。
バイオの力で感動と素晴らしい体験を。 今日も一日、いってらっしゃい!!

 

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