土や植物が一気にリバイブしたのは、炭が微生物をメチャクチャ増やしているから説

炭の優れたポテンシャル  chacoal potential

バイオと非常に相性が良くて無くてはならない
存在が炭。炭には不思議なパワーが秘められて
います。
 臭いを抑制する、臭いを吸着する、肥料を吸
着する、微生物の住処になる、ミネラルの供給
源となる…さらに僕が最も注目している微生物
の増殖を促す効果。
 炭の効果は魅力的で、その効果は穏やかで総
合的です。おかれた環境との複雑で繊細なやり
取りの中から生まれ、目には見えにくいですが
実に奥の深い世界なんです。
 炭は使い方も様々。土壌表面に散布、土中に
埋設、育苗培土への利用、ボカシ肥や肥料に混
合させる 、もちろんそのまま使う場合もあり
ますよね。
 森林や石油など長い年月をかけて 蓄積して
きた炭素をひたすら消費することで築き上げ
てきた繁栄が結果として地球温暖化を助長し
ているのが現実で、近年問題となっています。
炭を焼き、その炭を活かすということは 地球
の大きな炭素循環を正す運動でもあるのでしょ
う。

 数年前、地域活性化をうたう青年たちのグル
ープがビニールハウスで農業を開始。何度も作
物を変えていましたがいずれもモノにならず…
他の雑草さえ生えていない状態。乾いた土壌は
表面が白いものが吹いていて、最近まで花を植
えていましたが生育も悪く、葉先は病気にかか
っていました。このような状態になるのは、肥
料と農薬を与え過ぎてバランスを崩したからで
す。収益をあげるために過度の散布をおこない
『土が死ぬ』状態に陥ったのでしょう。

 除草剤を使えば確かに雑草は減るのですが雑
草が消えると土の中の微生物が減り養分循環が
ストップしてしまうんですよね。これは分解微
生物や根粒菌、VA菌根菌、共生菌が消えてしま
うから。

 ちなみに根粒菌とはマメ科植物と共生して根
粒をつくる細菌。VA 菌根菌は植物の根に共生
するカビのこと。菌糸が植物の根に入り込み、
適度な状態では、奇主も菌も生育が良くなりま
す。共生菌は簡単に言うと生きた植物の根につ
いて物々交換をしている共生微生物です。

 炭は生物活性の高い資材というだけでなく、
アンモニアガスやアンモニア態チッソをよく吸
着するので、土の中のチッソ循環もうまくコン
トロールすることができるのではないでしょう
か。
 炭は肥料でもなく何にでも効く万能薬でもあ
りませんが、炭を加えた土は明らかに細菌が増
えることがわかっていて、その働きで物質の分
解や変化が起こりやすくなっているのでしょう
ね。

 最近は弱った土をリバイブさせようと炭など
の土壌改良剤や微生物資材、有質肥料が盛んに
使われています。炭を働かせようと思えば、そ
れによって動く微生物のことも考えなければな
りませんね。

炭と微生物…このタッグは無限の可能性、もの
凄いポテンシャルを秘めています。

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