19世紀半ば頃までは全ての生物は動物と植物に分けられていました。
分類学の父と呼ばれるカールフォンリンネ(1707年~1778年)が全ての生物にラテン語の学名をつけることを提唱したのは18世紀半ばであり、この時代には微生物はほとんど認識されていませんでした。

やがて動物とも植物ともつかない生物が見出され分類の考え方が整理されるようになってきました。
一般的な5界説(生物の分類体系の1つで生物全体を5つの界に分けるもの)では、原核生物は全てモネラ界とされ、真核生物が動物界、植物界、菌界、原生生物界の4つの界に分けられています。

最新の学説では真核生物全て『真核生物ドメイン』とまとめ、原核生物を 『古細菌ドメイン』と『真正細菌ドメイン』に分けています。単純なように見えても最近は意外に多様なんですよね。 真核生物の「界」は主としてエネルギー獲得の方法により分けられています。
コケ類、シダ類、種子生物を含む植物界は、光合成により有機物を合成する、運動しない多細胞生物のグループ、細胞壁はセルロースです。 動物と 菌類は光合成を行わないので生育に有機物が必要ですが、動物は口があって植物を摂取により体内に取り込んでから分解する多細胞生物で運動性と何らかの感覚器官を持つものを言います。脊椎動物や昆虫、軟体動物などが動物ですね。

菌類は口がなく、消化酵素を分泌して体内で植物を分解してから吸収する生物であり、カビ、酵母、キノコが菌類です。
そして微妙にどの定義にもあてはまらないミドリムシやアメーバ、藻類などが原生生物に分類されています 。

一方、インフルエンザやエイズなどを引き起こすウイルスは DNA や RNA などの拡散がタンパク質の殻に包まれた粒子であり、自立して増殖することができないので、生物として扱わないのが普通です。
ウイルスは宿主細胞のタンパク質や核酸の合成系を借りて新たなウイルスを複製することにより増殖します。
つまり、ウイルスは独立した生物ではないんですね。 


微生物の世界って…本当に深くて面白いですね。
バイオの力で感動と素晴らしい体験を。 今日も一日、いってらっしゃい!!

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