なぜ酵素は体に良いのか?…知っておきたい体との関係と魅力について調べてみた。

酵素 enzyme

微生物がつくり出す酵素…ここ数年、酵素の注目度は年々高まっています。酵素ブームの影響で手作り酵素シロップの人気も高まっているようですね。

 酵素が体に良い!といわれるきっかけを作ったのは、今から34年前に米国で刊行された一冊の本、『Enzyme Nutrition』(酵素栄養学)と言われています。
 この本では酵素が生命の維持に不可欠な栄養素のひとつであるとし、食品に含まれる酵素が人間の持っている酵素を補えると説いていますね。
 酵素には体の中で作られる「体内酵素」と食べ物に含まれる「食物酵素」の2種類があります。体内酵素のうち、主なものは食べたものを消化する「消化酵素」、体が正常に機能するのを助ける「代謝酵素」です。
 消化酵素には唾液に含まれるアミラーゼ、胃酸の中のプロテアーゼなど様々な種類がありそれぞれがデンプン、タンパク質など、担当する栄養素を吸収しやすいように分解。
 代謝酵素は分解された栄養をエネルギーに変えたり、細胞の修復、免疫機能やホルモンバランスを維持する働きを担っています。体内酵素は量に限りがあり、使い過ぎると不足して病気を引き起こす可能性があるが体内酵素は食物酵素によって補うことが出来る…というのが、『Enzyme Nutrition』の説です。

 生の野菜や果実、酵素シロップなどの発酵食品に含まれるのは食物酵素にあたり、現代人の食生活で不足しがちな体内酵素を補うことが出来るのです。米国ではこれをきっかけに健康志向の高い人たちが『新たな栄養素』として酵素に注目するようになりました。酵素は熱に弱く48~70℃で働きが弱くなることから生の野菜や果物を取る風潮が高まり、加熱しない食事をraw food(ローフード)、living food(リビングフード)と呼んで広まっていったようです。

 raw foodブームのなかでも特にスムージーは酵素を簡単に取れるということで人気となり、日本にも上陸…一大ブームを巻き起こしたことは記憶に新しいですね。
 同時に、日本から伝わる味噌、酒、醤油、酢などの発酵食品も酵素をたっぷり含む食品として見直されました。自然界に存在する有用菌(体に役にたつ菌)によって食物が分解されて作られる発酵食品には、消化を助けたり、代謝を促す働きがあります。本当に微生物と酵素の関係は深く、また僕たち人間にはなくてはならない存在ですよね。

今後も酵素シロップや手作り味噌、糠漬けなど…微生物と発酵、酵素の情報や動画をどんどん発信していきます。豊かな暮らしのアンチョコとして是非、ご活用ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました